1-ネコがシッコ臭い
トイレに失敗するぐらい、ネコの体力が弱っている。
そして、毛づくろいもできないくらい、体力が弱っている。
そして、ネコの体を洗ってやる事ができないほど、飼い主にも余裕が無い。
あるいは、愛がないのかもしれない。
これから、トイレに失敗する事が増えて、
ネコのシッコ臭い体臭が どんどんキツクなっていくだろう。
死ぬまでに残された時間は、1年~2年という所か。
(室内飼いなら、もっと長生きできるだろうが)
-----対策-----
・月に1回ぐらいは、風呂場で汚れを落とす。
(目に洗剤が入るとマズイから、顔には洗剤を使わない)
・湯冷め防止のために、すぐにバスタオルで湯切り。
・抱いて寝る。
・ネコの居場所を、月に一度ぐらいは掃除する。(シッコの臭いは、人間にとって大敵)
・電気毛布を2つ買って、交換しながら運用する。
・汚れるなら、1日ごとに洗濯して交換する。
・電気代は月に100円程度になるようだ。
11月~3月の5ヶ月だとしても500円...
それでネコの寿命が1年、2年延びるなら安いものだ。
2-冬の寒波が来ている
「あと1年は生きられるだろう」
と思っていても、寒波による低体温症で ネコが あっさり死ぬ可能性がある。
寒波は本当に恐ろしい。
3-後ろ足が濡れている
トイレに行けないから、地べたでシッコをする。
すると、流れたシッコで後ろ足が濡れる。
すると、体温が奪われる。
そこに寒波がやって来る。
さらに体温が奪われる。
ネコの死まで、一週間といったところか。
寒波が弱まれば、あるいはネコも助かるかもしれない…
4-自力でトイレに行けない
ネコのトイレには10センチくらいの段差がある。
この段差を上がれないということは、ネコの体力は相当下がっている。
30時間ぐらいで死ぬかもしれない。
5-水も食べ物も口にしない
水を飲むと凍死するほどに、体温が下がっているのかもしれない。
食べ物が消化できないほどに、体温が下がっているのかもしれない。
死亡まで30時間というところか。
6-鳴き声がいつもと違う。せっぱつまった大声で鳴く
この症状が出た場合、30時間ぐらいで死ぬ可能性がある。
もう、自分ではどうしようもないぐらい体温が下がっているのかもしれない。
「人間に介護してもらわないと死ぬ」
と感じているのだろう。
これは、SOSのサインだと思って間違いない。
7-寝床ではない場所で倒れている
1時間もしないうちに死ぬだろう。
すぐに保温してやれば、あるいは…
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室内でネコを飼うことさえできれば、オレの家のネコは死なずに済んだ。
室内なら、寒波からネコを守ることができた。
だけど、
「ネコは家にあげるな」
というのが、オレの家のルールで、
そんなルールを作った家族を、家の習慣を、今は恨んでいる。
そして、
家の習慣にしたがって、ネコを見殺しにしてしまったオレ自身が…
許せない。
オレは、今までずっと、社会の はみ出し者だった。
ルールの外を歩いてきた。
しかし、
社会人として生きるうちに、ルールを身につけた。
だけど
ルールを身につけた 代わりに、
テロリストとして、原理主義者としての素質を失った。
愛を守るためには、時としてテロリストになる必要があるのにな。
そして、
ルールに従うことで、オレはネコを見殺しにしてしまった…
テロリストじゃないと愛を守れない
これは、とても苦い教訓だった…
あるいは、こうも考えた。
あのシッコの臭いさえなかったら、まともな判断ができたのではないか?と。
あの臭いさえなかったら、
次々と起こる、ネコの異変に、適切な対応ができていたのではないか?
シッコの臭いがするネコを、いつしかオレは、忌まわしいものとして避けるようになっていた。ネコを直視できないようになってしまっていた。
いつからだろう?
ネコをヒザの上に乗せてやらなくなってから…
それもこれも、すべては臭いのせいだった…
あの臭いさえなかったら…
結局、
オレが こまめにネコの体をキレイにしてやらなかったから、こういう事になったのだろう。
月並みな結論ですまないが…
掃除は大事だ
という事だ。キレイにしていれば、危機的な状況でも、最適な判断が可能だっただろう。
以上が、
みすみす愛猫を見殺しにしてしまった、オレからのアドバイスだ。
健闘を祈る。
追記,2020,1,22
この記事、このブログの人気記事みたいなんで、写真も載せときます。
1月11日は まお~の命日だった...
あれから もう7年たったなあ...
よくよく読み返してみれば、「これって介護問題じゃないか?」
と思った。
ネコも人も、最期は下の世話が必要になる。
それをいかにしてに合理的に、効率的にこなすかが問題なんだなあ...
電気毛布というアイデアは...うちの兄の発案なんだが、本当にコスパ的にも名案だと思う。
洗濯機はどうするの?
人間と同じはまずいでしょ?
とは思うけども...